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マンションで騒音訴訟

以前からあったこうしたトラブルですが、裁判所に持ち込まれた事例は初めて効きました。そしてそのマンションが板橋区内だと言うことです‥。

産経新聞 「子供をしかりなさい」階上の子供の騒音に慰謝料認定

 東京都板橋区内のマンションで、階上に住む男児が跳びはねる音により精神的な苦痛を受けたなどとして、階下の男性が男児の父親に240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁であった。中村也寸志裁判官は「騒音は受忍限度を超えていた」として、慰謝料など36万円の支払いを命じた。
 中村裁判官は「夜間や深夜には騒音が階下に及ばないように、長男をしかるなど住まい方を工夫し、誠意ある対応を行うのが当然」と述べた。
 騒音は当時3~4歳だった男児が、廊下を走ったり、跳びはねたりしたときの音と認定。午後7時ごろから深夜に及び、50~65デシベルと都条例の定めた騒音レベルを超えていたとし、「被告の住まい方や対応の不誠実さを考慮すると、騒音は受忍限度を超えていた」と結論付けた。
 判決によると、平成16年2月、被告家族が引っ越してきて以来、被告の長男が跳びはねる音が深夜まで続いた。男性の注意にも被告家族は乱暴な口調で対応、17年11月に転居するまで改善されなかった。


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もちろんこうした子供を注意してやめさせなかった上階の住民に大いに問題があります。注意しても聞かなければ、民事訴訟もやむを得なかったでしょうね。
こうした問題が法廷にまで持ち込まれたこと自体に、索漠としたものを感じます。同じマンションの住民同士でのコミュニケーションの欠如による人間関係構築不全のなせる業でしょうか。

前の記事の冷たい行政に次いで、板橋区が何か冷たい空気に覆われて来てしまうような気がしてしまいます。

  # by ganbatakashima | 2007-10-03 22:31 | 板橋区

やさしくない区になってしまった

9月30日TBSテレビとネット局で放送された「噂の!東京マガジン」で、図らずも板橋区政の一面を垣間見る報道がありました。

TBSテレビ「噂の!東京マガジン」噂の現場 保険証が取り上げられる!医療保険制度の崩壊!?

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シリーズ「日本の医療を考える」第三弾。今回は保険制度にスポットを当てる。
健康保険には国民健康保険(自営業や農漁林業などの従事者が加入)やサラリーマンが加入する組合健康保険などがある。その中の国民健康保険(国保)では保険料の滞納が増えており、昨年は480万世帯(国保世帯の5分の1)にも及び過去最高を記録した。
保険料を滞納すると保険証が取り上げられ、期間限定の「短期保険証」が発行され、さらに滞納を続けると医療費が10割負担になる「資格証明書」が発行される(保険料を支払えば後で保険分が戻ってくる)。こうした「資格証明書」などの発行件数は10年で約8倍になったという。

やさしくない区になってしまった_f0111750_0513756.jpg保険証を取り上げられた人たちについて、「短期保険証」「資格証明書」の発行率が高い山梨県で取材した。そこでは悲惨な状況が見えてきた。
77歳の男性は目をケガしたのだが保険証がないところから一週間医者に行くのを我慢した。その結果、症状が悪化し失明寸前になった。経営するラーメン店の売り上げが激減し保険料を払えなくなったという。
ある病院では、保険証がないために治療が遅れ死亡に至った例が2例あった。全国では29例にも上っている。
また、100歳のおばあちゃんが保険証を取り上げられた例まであった。

やさしくない区になってしまった_f0111750_0521171.jpg国保の場合、2000年から「資格証明書」の発行が義務付けられた。しかし、特別な事情があれば発行されないのだが、その判断は各自治体に委ねられており対応がバラバラ。
東京23区の場合、その違いは歴然としている。「資格証明書」の発行数を見てみると・・・ダントツに多いのが板橋区で、6322件にもなる。これは世田谷区の156件、渋谷区の12件に比べると際立って多い。板橋区の考えは「医療費の補填に年間約60億円もかかっており看過できない。公平に負担をしてもらうのが筋」。
一方、世田谷区は「資格証明書の発行で被保険者との接点が途切れてしまう。本人と何度もやりとりし個々の事情を厳密に検討したい」という考え。

やさしくない区になってしまった_f0111750_0532792.jpgさらに、お年寄りに酷な制度が来年4月からスタートしようとしている。75歳以上の高齢者をターゲットにした「後期高齢者医療制度」だ。
この制度は
・75歳以上の高齢者全員を独立した新医療制度に加入させる
・都道府県単位で保険料(東京都は最大で月1万3千円)を年金から天引きする(子供などの扶養家族になっていて自らは保険料を払っていなかった人からも徴収する)
・未納者には資格証明書が発行される(これまでは70歳以上には発行されなかった)
夫婦なら2人分、死ぬまで天引きされる制度が始まるのだ。これに介護保険料も加えると年金暮らしの高齢者には負いきれないほどの負担になる。専門家は「まさに姥捨て山の制度だ」と反対する。
一方、国は「75歳以上の高齢者は約1300万人、その医療費は国民全体の3分の1にもなっている。高齢者にも応分の負担をしてもらい、若い人を含め国民全体で医療費を公平に負担する仕組みだ」という。
負担の公平性という観点からは議論が分かれるところだが、制度が始まると保険証を取り上げられる高齢者が増えるのは確かなようだ。
私たちの国から「福祉」という言葉がなくなるのだろうか?


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これまで板橋区は23区の中でも、特に老人や障碍者に優しい街だと何となく思って来ました。暖かい区政でこうした人たちが住みやすい街なのだと思い込んでいました。

今日このテレビを見て大変驚きました。いつの間にこんな冷たい仕打ちをする区になってしまったのでしょうか。

成城や桜新町などの高級住宅街をも抱え、弱者には冷たいかと思っていた世田谷区が渋谷区に次いで国保資格証明書の発行が少ないと言うことでした。一方板橋区の同発行数はこの40倍以上とのこと。いつからこんなに弱者に冷たい仕打ちを始めたのでしょうか。
「医療費の補填に年間約60億円もかかっており看過できない。公平に負担をしてもらうのが筋」というのは実に正論です。確かに真面目に健康保険料を払っている人から見れば、不公平とも取れます。

しかし健康保険は年金とは違います。一人ひとりの健康‥最低限守られるべきものを脅かす措置です。本来老人は今まで無料で医療を受けられたものが、一部負担金の導入、1割負担と、どんどん給付は引き下げられ、一方で保険料を払えない人たちから保険証を容赦なく取り上げるのは、区がそうした区民に対して「死ね」と言っているのに等しいと思います。

今回の放送・取材で少し考え直して欲しいと思います。保険料徴収で多少の不公平があっても取り敢えずその問題は先送りでも良いではないですか。一部区民の生命を見殺しにするこの措置は、私は断じて許せません。

  # by ganbatakashima | 2007-10-01 01:09 | 板橋区

板橋区にアタゴあり

朝日新聞オンライン=asahi.comで見つけた記事です。

asahi.com コミミ口コミ ポケット糖度計、140カ国にユーザー

板橋区にアタゴあり_f0111750_16561238.jpg 「うまいは甘い」というキャッチフレーズもあるが、健康志向の広がりに伴い、消費者の糖分に対する感度は鋭くなる一方だ。スーパーの果物売り場では、値札とともに糖度と書かれた表示が欠かせなくなっている。気になる数値を瞬時に読み取る計測機器を開発したアタゴ(本社・東京都板橋区)は、この分野で売り上げ国内トップを走る。

 同社の工場は、創業者である雨宮喜平治氏(故人)の故郷の埼玉県寄居町にある。そこで生産される主力商品が、ポケット糖度計だ。携帯サイズで、手軽に食品の糖度を計測できる。

 どれくらいの糖度があるのか。量販店で購入したキウイで試してみた。商品には糖度13との表示があり、実際に計測してみると「12.7」Brix(ブリックス、内容量全体に占める固形分のパーセント濃度)という数字が出た。「精度はプラスマイナス0.2%ですから、ほぼ正確な表示ですね」と自信たっぷりに話すのは川澄英明工場長(65)だ。

 国内の糖尿病患者は厚生労働省の調べによると、現在700万人にのぼると推計される。糖分控えめが望ましい人にとって、同社製品の存在感は増しており、売上高はここ数年20億円前後で堅調に推移している。

     ■

板橋区にアタゴあり_f0111750_16564375.jpg 世界140カ国に販売されているという同社の濃度計類は、糖分をはじめ、塩分、たんぱく質、アルコールなどの濃度や希釈倍率、酸度など様々な成分の測定が可能だ。果汁やシロップ、ラーメンスープなどの食品はもちろん、石油化学製品、金属加工品、薬品など応用分野は多岐に及ぶ。

 04年のアテネ五輪では、ドーピング検査の尿素分析に同社製品が使われたことがある。光の屈折現象を応用している濃度計は、屈折計とも呼ばれる。水の入ったコップに差し込まれたストローは、砂糖を加えるとさらに曲がって見える――。この原理に基づき、屈折率から溶解物質の濃度を検出するシステムがつくり上げられた。

     ■

 濃度計のルーツをたどると戦時中に行き当たる。当時、台湾で栽培されていたサトウキビの糖度を測るために使われていたのがドイツ製の屈折計。これを東大農学部の教授が日本に持ち帰り、国産品の製造開発を奨励したのが始まりとされる。

 昭和40年代まで日立、東芝なども生産していたが、採算面から撤退。現在残っているメーカーは戦前からのアタゴと、もう1社しかない。

 国内シェアの8割以上を占める同社だが、ポケット型で2万円程度することから食品や薬品メーカーなど業務用が中心とあって、個人向けの市場開拓が今後の課題となっている。米国に支社、コーラが清涼飲料水市場の大半を占めるインドには販売会社を設立するなど、世界市場を視野に入れた販路開拓にさらに力を入れる方針だ。

 社名のアタゴは喜平治氏の出身地の地名から取るなど、同社と寄居町との結びつきは深い。町内には社名を冠した体育館もある。だが業容拡大のため、近く町外へ工場移転の計画がある。3代目となる社長の秀行氏(36)は「お世話になった町を離れるのはつらいが、よりスケールアップした姿を見せることで恩返ししたい」。


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板橋区にもこうした元気な企業があるのを記事で見ると頼もしく感じます。技術力が実っているということですね。
さらなる成長を期待したいと思います。

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  # by ganbatakashima | 2007-09-28 12:31 | 板橋区

美呆展

高島平・蓮根地区からはちょっと遠いのですが、こんな話題をみつけました。

東京新聞 板橋つなぐ “食の童話” カフェなど7会場 10日からアート展

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 小さな童話をテーマに、10人のアーティストが作品を手がけたアート展が10日から、板橋区のカフェや雑貨店など7カ所で開かれる。「美呆(みほう)の童話」と名付けられた物語は、静かに“食”を問いかける。共感した20代のカフェ経営者が地域の同業者らに呼びかけて広がった。 (中山洋子)

美呆展_f0111750_12204197.jpg 童話のタイトルにちなんだ「美呆展」は、板橋区中板橋の路地裏で、民家を改造したブックカフェ「rojicafe」(ロジカフェ)を共同経営する名倉哲さん(28)が企画した。今年一月に送られた手製の冊子に、深く共感したのがきっかけだ。不思議な男の子が、草木と心を交わし、血を流す生きものを食べない人々について語る幻想的な物語だった。

 「食べることをダイレクトに問う物語で、何度も読み返した。自分だけではなく、地域で食に携わる他の店とも一緒に考えたいと思った」と振り返る。

美呆展_f0111750_12212555.jpg 作者は、奈良県桜井市で、農薬や化学肥料を使わず、耕さない「自然農」で半自給生活を送る稲尾教彦さん(27)。もとは埼玉県所沢市に住み、しばしば店に通うなじみ客だったという。肺を患ってから自然農に興味を持ち、二年前に首都圏を離れた。現在は農作業の傍ら、夫婦でヴィーガン(完全菜食)の菓子店「美呆」も営む。

 稲尾さんの日々の暮らしを映す童話を手に、名倉さんは、理解を得られそうな近辺のカフェなどに飛び込みで企画を持ち込んだ。ほとんどが“板橋発”の異色のアート展を面白がってくれたという。

 同区大山でランチカフェ「MAMACAFE」(ママカフェ)を営むフードコーディネーターのJUNJUNさん(33)は「店を始めるまで板橋になじみはなかったけど、意外と若い世代がいて、クリエーティブな活動をしている。地域でそんな同世代が交流できると面白い」と期待を込めた。

 東京家政大の学生らが運営するカフェ「茶の間」(同区大山東町)でも、「食をテーマに地域を活性化できる」と賛同し、同展に向けて学生らが童話をイメージしたメニューも考案。会期中に行う童話の朗読会で提供するという。

 同展は二十九日まで。詳細はホームページhttp://mihouten.web.fc2.com/about.htmlで。問い合わせは、午後三時から午後五時まで「rojicafe」=(電)(3956)2254=へ。



美呆展_f0111750_1222584.jpg高い絵画を集めて、堅苦しい展覧会というのではなく、気軽なカフェなどのお店で、しかも複数のお店が手を組んでの催し、面白そうですね。なかなか遠いので見に行くチャンスがあるかどうかわからないのですが、注目しておきたいと思います。

  # by ganbatakashima | 2007-09-20 12:24 | 板橋区

白金の盆踊り

西台周辺でも、板橋区内でもないのですが、たまたま通りかかって聞こえて来た盆踊りのおはやし、誘われるように会場に近づいてみました。

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白金高輪駅からほど近い、高層マンションに囲まれた公園で盆踊り大会です。

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高級住宅地のイメージの白金ですが、盆踊りはやはり日本的、庶民的でした。

  # by ganbatakashima | 2007-09-17 23:10 | 周辺

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