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美呆展

高島平・蓮根地区からはちょっと遠いのですが、こんな話題をみつけました。

東京新聞 板橋つなぐ “食の童話” カフェなど7会場 10日からアート展

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 小さな童話をテーマに、10人のアーティストが作品を手がけたアート展が10日から、板橋区のカフェや雑貨店など7カ所で開かれる。「美呆(みほう)の童話」と名付けられた物語は、静かに“食”を問いかける。共感した20代のカフェ経営者が地域の同業者らに呼びかけて広がった。 (中山洋子)

美呆展_f0111750_12204197.jpg 童話のタイトルにちなんだ「美呆展」は、板橋区中板橋の路地裏で、民家を改造したブックカフェ「rojicafe」(ロジカフェ)を共同経営する名倉哲さん(28)が企画した。今年一月に送られた手製の冊子に、深く共感したのがきっかけだ。不思議な男の子が、草木と心を交わし、血を流す生きものを食べない人々について語る幻想的な物語だった。

 「食べることをダイレクトに問う物語で、何度も読み返した。自分だけではなく、地域で食に携わる他の店とも一緒に考えたいと思った」と振り返る。

美呆展_f0111750_12212555.jpg 作者は、奈良県桜井市で、農薬や化学肥料を使わず、耕さない「自然農」で半自給生活を送る稲尾教彦さん(27)。もとは埼玉県所沢市に住み、しばしば店に通うなじみ客だったという。肺を患ってから自然農に興味を持ち、二年前に首都圏を離れた。現在は農作業の傍ら、夫婦でヴィーガン(完全菜食)の菓子店「美呆」も営む。

 稲尾さんの日々の暮らしを映す童話を手に、名倉さんは、理解を得られそうな近辺のカフェなどに飛び込みで企画を持ち込んだ。ほとんどが“板橋発”の異色のアート展を面白がってくれたという。

 同区大山でランチカフェ「MAMACAFE」(ママカフェ)を営むフードコーディネーターのJUNJUNさん(33)は「店を始めるまで板橋になじみはなかったけど、意外と若い世代がいて、クリエーティブな活動をしている。地域でそんな同世代が交流できると面白い」と期待を込めた。

 東京家政大の学生らが運営するカフェ「茶の間」(同区大山東町)でも、「食をテーマに地域を活性化できる」と賛同し、同展に向けて学生らが童話をイメージしたメニューも考案。会期中に行う童話の朗読会で提供するという。

 同展は二十九日まで。詳細はホームページhttp://mihouten.web.fc2.com/about.htmlで。問い合わせは、午後三時から午後五時まで「rojicafe」=(電)(3956)2254=へ。



美呆展_f0111750_1222584.jpg高い絵画を集めて、堅苦しい展覧会というのではなく、気軽なカフェなどのお店で、しかも複数のお店が手を組んでの催し、面白そうですね。なかなか遠いので見に行くチャンスがあるかどうかわからないのですが、注目しておきたいと思います。

  by ganbatakashima | 2007-09-20 12:24 | 板橋区

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